まずは破風のとりつけです。
破風とは屋根の下にある20~30センチくらいの木の板のことです
これに板金を巻く作業を行います。
破風は物により「形、大きさ、角度」などが違うためその現場にあった製品を加工します。
オーダーメイドといったところです。
破風を取り付けたらその上に軒樋の金具を取り付けていきます。
これも水の流れを計算して金具を取り付けていきます。
金具の通りにしか樋はつかないので金具の位置はとても重要です。
金具の位置、流れも
「現場は雪の多い地域か、雨、風」などの気候により変更します。
あとは軒樋の取付です。
金具がうまく着いたのですんなり取り付けることが可能でした。
この軒樋は「ガルバニウム雨樋」といってよくあるプラスチックの樋ではなく鉄板を加工して作ってあります。
なので普通の樋とはまた一味違った樋に見えます
モダンというか高級感がでます
見た目も少し締まるような印象を受けます。
高級仕様の樋なので少し気を使いました。
鉄骨の下地が組んでありますので
この上にやねを伏せていきます。
屋根は「小波鉄板」の色が「しんちゃ」です
普通の茶色のなみなみの材料です。
屋根にも貼りますが壁にも貼ってあるおうちがあります。
葺き終わりがこちら
軒先(屋根の先端)が下地の関係でバラバラになってしまったため切りそろえました
髪の毛でいうとぱっつんにしました。
雪が降っていたので安全に注意して作業を行いました。
今日は外壁の木下地を取り付け、そのあと角波を貼りました。
角波は「四山角波」です
いつもの角波なのですが今回は「木目調」といって木の模様が書いてある角波を使用しました。
少し前の大きい日本家に多い模様です。
まだかかりそうです。。。
今日は早出でひるがのSAのEV室の屋根を工事しました。
工事内容は折板葺き
屋根は「SV-1」
SV1型は従来の折板より少し幅が小さい代わりに高さがある折板です。
そして折板は基本的に工場の屋根が多いのでこの現場にぴったりです。
しかし朝はこの有様で雪下ろしからスタートです。
雪下ろし後がこちら。
ここからが仕事開始です。
折板を伏せるにはその屋根を支える金具(タイトフレーム)
というのをつけてからしか屋根を伏せれません
なのでまずはそのタイトフレームの墨出からです。
全長を図り両サイドが均等になるように割り付けを行います。
屋根の納まりはこの時に決まるといってもいいです。
この八の字型の金具がタイトフレームです。
割り付けが決まったら溶接をしてタイトフレームと鉄骨をくっつけます。
くっついたら溶接したところにペンキを塗りタイトフレームつけは完成です。
屋根は後日荷揚げ、屋根伏せです。
しかし寒かったです(^u^)
さあやってまいりました。どうなったかの写真ですがそれがこちら!!
こうなりました!!
まだ角の役物がついてないですが壁を貼るとこうなります。
ポイントは左の写真です。
これは下の壁が横にスライドする引き戸なんですが閉めた時に「上の壁」と「下の壁」のリヴ(縦線の筋のようなもの)を合わせて貼っています。
これを合わせて貼っているので上と下が一本の線に見えて気持ちいいです。
これが少しずれているとなんかかっこ悪い感じになります(笑)
右の写真もしっかり横と縦の水平垂直を守り貼ってあるのでとてもすっきりしています。
こちらは洗濯室です。
内装なんですが白の板金の角波を貼ったのでピカピカになりました!
まだ残っているので工事完了したらまたお見せしたいと思います。