樋工事の続きです。
板金の破風に板金の樋をつける。
通常、板金の破風にプラスチックの樋を付ける板金屋にとっては両方材料が板金だとうれしいです。。
そして樋の色も壁や屋根に合わせて変えてあります!
這い樋もこのとおり!
そして下(一階)の樋に入れます。
この樋に入れる時に一階の樋に入るように樋の形を加工しています。
樋工事もいよいよ終わりそうです。。
今日でここも仕上がりました。
正面の角波の色は「銀黒」
銀黒はまぁ銀と黒の混じった色です(笑)
シルバーブラックっていうほうがわかりやすいかもしれません
側面になりますので材料の上の部分を屋根の流れに合わせて切断しながら施工しました。
樋も外装に合わせ黒です。
「半丸105」の「黒」です。
雪が多いので少し樋金具のピッチ(間隔)を短くしてあります。
さらに屋根に雪止め(雪が一気に落ちないようにするためにつける金具。画像の上にある黒い金具です)が通常一列なのですが二段!
これでシベリアなみの雪が降っても大丈夫です。。
まずは破風のとりつけです。
破風とは屋根の下にある20~30センチくらいの木の板のことです
これに板金を巻く作業を行います。
破風は物により「形、大きさ、角度」などが違うためその現場にあった製品を加工します。
オーダーメイドといったところです。
破風を取り付けたらその上に軒樋の金具を取り付けていきます。
これも水の流れを計算して金具を取り付けていきます。
金具の通りにしか樋はつかないので金具の位置はとても重要です。
金具の位置、流れも
「現場は雪の多い地域か、雨、風」などの気候により変更します。
あとは軒樋の取付です。
金具がうまく着いたのですんなり取り付けることが可能でした。
この軒樋は「ガルバニウム雨樋」といってよくあるプラスチックの樋ではなく鉄板を加工して作ってあります。
なので普通の樋とはまた一味違った樋に見えます
モダンというか高級感がでます
見た目も少し締まるような印象を受けます。
高級仕様の樋なので少し気を使いました。