(リフレニュース3/17抜粋)
食品室の結露防止工法が特許になりました(特許6835701号)
食品メーカーも「省エネ」「労働環境(寒暖)の整備」に目を向けています。
まずは画像をご覧ください。
通例、出荷部屋は6~8畳間程度です。この部屋に商品を山積みにして配送トラックを待ちます。
トラックが着きシャッターが上がると同時に一瞬にして「暖気」が入り込みます。
当然、出荷部屋の壁・天井は室温に近い低熱状態です。
そこに暖気がぶつかり天井と壁から大粒の結露が発生し床が水浸し状態になります。
そこで!
壁・天井に下地(胴縁)を流しリフレクティックスを張り付けてください。
するとシャッターが上がり暖気が流れ込みリフレクティックスに衝突しても
対流に極めて弱い(対流の熱がすぐ伝わる)のでリフレクティックスの冷熱状態が瞬時に暖気温度付近まで上昇します。
したがって、暖気と暖気ですので結露が発生することはありません。
屋根葺きの続きです。
屋根を上まで葺きあげ、そのあとに水切りを付けます。
水切りも屋根に合わせ一文字に取り付けます。
銅板は素手で触ると油で汚れてしまうので手袋を必ず着用し作業しました。
またすぐ傷やへこみがつくので気を使います。
赤坂にある民家の再生です。
屋根、瓦を撤去してから大工さんが下地を直し、そのあとがうちら(板金屋)の仕事です。
昔から伝わる民家なので材料は銅です!!
銅
銅板は昔の日本家ではよくあります。
銅は何と言ってもかなり高級品です!
しかし仕上がりはとてもきれいに仕上がるうえピカピカしていてかっこいい
屋根材は「本ハゼ銅一文字 和銅」
俗にはやぶきといわれるものです。
一文字というのは屋根の葺き方の種類です。
写真だとすこしわかりにくいですが
一段目と二段目が半分ずつずれています。
これが一文字葺です。
つづきです。
こないだのがこちら↓
ちょこっと貼って四隅の角に役物を取り付けます。
「角当て」と呼ばれるものです。
角当ての寸法は現場により違いますので現場に合わせて寸法を変えます。
角当ても取り付けることができました。。
こちらが先日の写真です。
角波貼りの続きです。
妻方向の壁貼りになります。
上も勾配(斜め切)
下も既設の役物上なので若干の勾配(斜め切)
こういう時は壁の水平、垂直を感覚で出すのは非常に難しいです。これを感覚だけで貼れる人はあんまりいないと思います。
というわけで、レーザーの出番です。このようにレーザーで水平、垂直をしっかり出します。
そして壁にはこのように母屋(木の柱)が壁から出ています。
これも壁を貼るときに切り込まなければいけません。
これをぶっつけ本番で切り込むと危険なのでかたどりをして
かたどりの調子がよかったら本番の板で切込みを行います。
写真はかたどりの時の写真です。
完成しました(^o^)
普通の四角い壁よりも時間がかかりましたができました。。