屋根葺きの続きです。
屋根を上まで葺きあげ、そのあとに水切りを付けます。
水切りも屋根に合わせ一文字に取り付けます。
銅板は素手で触ると油で汚れてしまうので手袋を必ず着用し作業しました。
またすぐ傷やへこみがつくので気を使います。
赤坂にある民家の再生です。
屋根、瓦を撤去してから大工さんが下地を直し、そのあとがうちら(板金屋)の仕事です。
昔から伝わる民家なので材料は銅です!!
銅
銅板は昔の日本家ではよくあります。
銅は何と言ってもかなり高級品です!
しかし仕上がりはとてもきれいに仕上がるうえピカピカしていてかっこいい
屋根材は「本ハゼ銅一文字 和銅」
俗にはやぶきといわれるものです。
一文字というのは屋根の葺き方の種類です。
写真だとすこしわかりにくいですが
一段目と二段目が半分ずつずれています。
これが一文字葺です。